5GHz帯のチャンネル周波数の変更
無線LANに割り当てられている周波数は二つあります。
2.4GHz帯と5GHz帯の二つです。
このうちの2.4GHz帯が一般によく使われる周波数帯です。
無線LANにはチャンネルがあります。
無線LANの通信を確立するには、アクセスポイント装置と端末とを同じチャンネルに合わせる必要があります。
2.4GHz帯と5GHz帯のそれぞれに複数のチャンネルがあります。
5GHz帯のチャンネルは、利用される周波数帯域のチャンネルに変更が加えられています。
J52からW52・W53へ
そもそも、5GHz帯を使うのは、EEE802.11aです。
日本では、11aには、5.2GHzを割り当てていました。その5.2GHzを「J52」といいます。
この周波数には問題があり、J52の周波数は、世界で標準的に使われている周波数とは一致していませんでした。
世界の周波数とは、10MHzずれていました。
そのため、日本の無線LAN機器は海外では接続できず、
通信することができませんでした。
©2013,無線LANで繋がるネットワーク, All rights reserved.
- LANから無線LAN
- 無線LANの規格
- 無線LANの周波数は二つ
- 無線LANにもチャンネルがある
- 5GHz帯のチャンネル
- 5GHz帯の制約
- 無線LANのモード
- 高速化する無線LAN
- 802.11nの高速化技術
- 無線LANの接続先の指定
- 無線LANの拡張
- 安全な無線LAN
- 認証と暗号化
- 無線LANの設定
- VoIPで通信
- 符号化と復号化
- コーデックを発達させた携帯
- サンプリングのやり方
- 信号のトラフィック
- 音声通信とLANの課題
- 対策としてのQoS
- QoSには3つの技術がある
- 通信路に応じた制御方式
- H.323とSIP
- SIPの接続の仕組み
- ワイヤレスの段階的分類
- IEEEによる無線LANの標準化
- 無線LANの組み合わせ
- FMCの進展
- 携帯電話の進化
- 無線LANの融合