携帯電話
携帯電話の中には、音声通信だけでなく、無線LANにも対応した端末があります。
IEEE802.11の無線LANに対応した携帯電話端末やPHS端末もあります。
そのような端末を「デュアルモード端末」と呼び、NTTドコモ、KDDI、ウィルコムなどの通信事業者が提供しています。
デュアルモード端末は、屋外では携帯電話として、構内では無線LAN端末として、ワイヤレス通信が可能です。
すなわち、利用する場面に応じた利用が可能です。
また、無線LANの機能は、今後の展開によっては、PAN、学校や工場など、さらにそれ以上の規模の無線サービスの提供に対応することも可能です。
802.21などの規格では、異なる種類のネットワークにまたがる通信方式の検討が進められています。
そのほかの組み合わせ
組み合わせの例としては、IEEE802.16のWiMAX、あるいは、802.20の「MBWA」などがあります。
MBWAは、「Mobile Broadband Wireless Access」の略で、高速移動体無線通信のことです。
WiMAXでは、光ファイバーやADSLによる固定ブロードバンドサービスの提供が困難な地域での導入が考えられます。
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- LANから無線LAN
- 無線LANの規格
- 無線LANの周波数は二つ
- 無線LANにもチャンネルがある
- 5GHz帯のチャンネル
- 5GHz帯の制約
- 無線LANのモード
- 高速化する無線LAN
- 802.11nの高速化技術
- 無線LANの接続先の指定
- 無線LANの拡張
- 安全な無線LAN
- 認証と暗号化
- 無線LANの設定
- VoIPで通信
- 符号化と復号化
- コーデックを発達させた携帯
- サンプリングのやり方
- 信号のトラフィック
- 音声通信とLANの課題
- 対策としてのQoS
- QoSには3つの技術がある
- 通信路に応じた制御方式
- H.323とSIP
- SIPの接続の仕組み
- ワイヤレスの段階的分類
- IEEEによる無線LANの標準化
- 無線LANの組み合わせ
- FMCの進展
- 携帯電話の進化
- 無線LANの融合