VoIP
インターネットなどのIPネットワーク網を利用して音声データをやり取りする技術を「VoIP」といいます。
VoIPとは、「Voice over Internet Protocol」の略です。
固定電話においては、アナログの音声信号をデジタル化して、通話を行っています。
VoIPでは、IPネットワークを通信に利用するのが特徴といえます。
IP通信でデータのやり取りを行うので、伝言メッセージをメールに添付したり、ワープロやアドレス帳、あるいは汎用業務アプリケーションとの連携などが考えられます。
メッセンジャーの中には、音声チャットの機能を持っているものもあります。
そのように、電話以外のアプリケーションによって通話サービスが提供されるようになっています。
VoIPでは、パソコンなどを使いますが、携帯電話なども利用されるようになっています。
なお、アナログ信号をデジタル信号に変換して、IPネットワークを利用することで付加価値を高めたものにカメラがあります。
従来、フィルムなどの感光材を利用するアナログの存在だったカメラが、デジタルカメラの普及によってデジタル化しました。
デジタルカメラで撮影した写真をIPネットワークで送信するといったことができるようになり、写真の利便性は急速に向上しています。
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