多様なサービス

ワイヤレス通信の中心は、携帯電話です。
携帯電話においては、音声通話の比重は下がり続けています。
逆に、データ通信の比重が増しています。
現在の携帯電話は、無線LANとの融合が進んでいます。
音楽や動画の配信、電子メール、テレビ電話、などのサービスが利用できます。
個人を認証する仕組みも備わっているので、モバイルコマースやリアル決済に利用できます。
また、PCファイルを閲覧したり、アドレス帳と連携したりできます。
以上のように、携帯電話は各種のサービスに対応しています。
携帯電話の世代交代
携帯電話の世代交代につれ、サービス拡充が図られてきました。
携帯電話の世代には、第1世代から第3世代まであります。
第1世代は、アナログ方式で音声通話にだけ対応していました。
第2世代(2G)は、デジタル方式に変更されました。
同時に、通信容量の増加と基地局あたりの処理可能通話数が増加されました。
そして、2.5Gでは、パケット交換によるデータ通信が可能になり、文字データ中心のWebサービスに対応しました。
次の第3世代携帯電話(3G)では、デジタルカメラや着メロに対応しました。
また、テレビ電話にも対応しました。
3Gの通信方式は、CDMA2000やW-CDMAです。
このように、携帯電話のコミュニケーションの中心は、音声通話から、メールやメッセンジャーサービスに移っていきました。
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